三河猿軍団　大阪遠征物語　▼其ノ弐　〜出会い


三河猿軍団は、フレンディ号をBRAND　NEW前に止め
楽器・機材をおろすことに・・・。
ここで、カッコイイ真っ赤な左ハンドルが、会場前にとまり
中から、素敵なおねぇ〜様が降りてくる。
『三河猿軍団さん？』とおねぇ〜さんが、尋ねてくると
嬉しそうに『そ・そうです・・・』とメンバーは答える。
『主催者の松下です』と挨拶をいただきました。

Mckenzyが駐車場の位置を確認しに行き、戻ってきて
楽器を搬入しようということになった。
そうしてると、今度は、すげぇ〜大きくて某有名釣好きミュージシャンチックな
人と、その横にもすげぇ〜大きな人がいる集団が車より降りてきた。
「おぉ〜もしや、グラマラス６９さんでは、ないかっ？」
「噂通り、で・でかい・・・」とちとビビり気味であった７２・・・。
グラマラス６９さんは、
『ど〜も、はじめまして、よろしくお願いしますちゃんとした挨拶は上で・・・』と
丁寧にご挨拶をいただきました。
『こちらこそ、よろしくお願いします』とビビりながら、軍団も挨拶を・・・。

鉄の階段を上がっていくとそこには、たくさんのミュージシャンのポスターが貼られ
大きなドアの向こうに受付があり、その奥にホールはあった・・・。
メンバーが楽器を両手に持ちホールに入った時
『で・でけぇ〜』という言葉がそれぞれの口から出ていった。
今まで経験したことのないホール・ステージの広さに一同喜びを感じていた。
LIVEへの期待は更に増したことは言うまでもない・・・。

企画者・参加者による挨拶・BAND自己紹介・イベントの説明などをして
グラさんから、リハに入る・・・。
猿軍団は、控え室に楽器以外の荷物を入れることにして、楽屋に向かう。
『ちゃんとした楽屋のあるLIVEハウスははじめてぇ〜！」と
７２とSinは感激モード！
荷物を適当に置き、メンバーは椅子に座り、煙草に火をつけ、煙を吐き出す。
ドキドキしながら、LIVEの話をしていると
ホールから、ドラムの音が聞こえてくる・・・。
『リハ、見に行こう！』とMckenzyがキリだし、メンバーはホールに入る！
各パートのチェックを見て『すげぇ〜』と猿軍団は、何度も顔を見合わせていた・・・。
そして、前パートによる音だしを聞いて、「かっこい〜！」と７２は、心を奪われた。

グラさんのリハも終り、猿軍団のリハスタート・・・。
各パートの音だしもそそくさ終え、前パートによる音出し。
【気持ちの良いリハを！】テーマに６曲ほど演奏する。
途中グラさんが、入って来た時、「やばっ」と心を引き締めたのは
７２だけではなかったと思う・・・。
気持ちの良いリハも終え、そのままステージに楽器を残し開演までの時間を過ごすことになる。

時は１６：３０．開演までは２時間ある。
メンバーは、楽屋で開演をまったり、ホールに行ったりしていた。
携帯に、岡山・ぢょせふぃぬさんから
【会場近くの喫茶店でお茶してまぁ〜す】と連絡あり、
チケットと、予約特典を渡す為にBRAND　NEW前に来ていただいた。
その日の彼女は地味な普段着ということで、クロもモコモココートに
赤ベルボにテンガロンハットで、確かに以前ROSE　COLORの時よりは
地味であった・・・。
チケ・特典を手渡し『じゃ〜またねぇ〜』と駅前方面に消えていった・・・。
もう１枚の予約チケもとりに来ていただき、７２は一仕事終えたので
西九条の周辺をぶらつき、「なんか昭和を感じるなぁ〜」とセンチになったりした。

１７：３０を過ぎ、楽屋で喋っていると、
『お邪魔しまぁ〜す。客入れらし〜ので・・・』と
グラさんが入ってこられた。
愛知の話とか、前日にグラさんは大阪入りしてココの近辺ぶらついて
あそこの串が美味かったとか、１１時には店が閉まるなどと
会話を交わす・・・。
楽屋にTVがあり、『コレカメラで、ホールが写るんじちゃなぁ〜い？』ということで
TV　スウィッチONするとステージが映る。
『アレどこにカメラあるんだぁ〜？まっちゃさん見てきてよぉ〜』と頼むと
まっちゃさんはステージに・・・。
まっちゃさん、TVに映るがカメラ発見ならず、戻ってくる。
TVからまっちゃさんが消えるとTVをOFFにして
なにもなかったように他の話題を話す楽屋組・・・。
まっちゃさんはハメられました・・・。
『まっちゃさん、カメラわかってないよ〜！！』
『だってライト明るくてわかんないよ〜！！』と言ってると
今度お前行って来いと、グラさんの親ビン【アリア】さんがステージに行くことに・・・。
カメラを見つけアピールするアリアさん・・・。
TVから消える≫TV　OFF≫楽屋に戻ってくる≫他の話題で盛り上がる楽屋組・・・
お約束である。

そんなこんなんで、グラさんとの交流も深め、時間は、開演時間に
刻々と近づいてきていた・・・。

▼其ノ参に・・・。